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ニッポン、カヤック釣り紀行 【積丹半島・北海道編】

2022.7.19 / 松本潤一郎 /カヤックフィッシング

今年の6月も3週間の休暇で北海道へ。

去年は緊急事態宣言が発令されていたこともあり、ロッジモンドは完全に休館にして出かけて行った北海道のカヤック釣り旅。

今年は宿業務をスタッフにおまかせし、週末だけに予約を絞ってゆっくりと営業を続けていました。

 

去年の旅はこちら

↓↓↓

 

 

年に1か月ほど休暇をとるのだけれど

「よくそんなにまとまった休み取れますね、うらやましいな」

と、言われる。

そう言ってくる人のだいたいが会社員か公務員。

 

毎年付与される有給をつかえば1か月は難しくても2.3週間くらいは休めるでしょといつも思う。

 

休みを取れないじゃなくて取らないだけ。

休む権利を行使していないだけ。

 

このまとまった自由な時間をつくるために、いろんなリスクを取りながら自分で事業をやっている。

 

 

今回の北海道は大洗からのフェリーを使わず、往復青森の大間岬まで自走で往復したので走行距離は4000㎞を超えた。

トレーラーにカヤックを3艇積み込み、4人の子供たちを車に押し込んでの大移動。

たっぷりとした時間がないとやれない旅のスタイル。

 

 

青森の八戸、函館に1泊ずつしながら積丹町へ。

今回もお試し移住の物件を積丹町から借り、ここを拠点に1週間暮らす。

 

 

 

ひとまず手ごろな堤防でエゾメバルと遊ぶ。

北海道ではガヤと呼ばれているこの魚はどこに行ってもたくさん釣れるので子供たちの釣り練習にはもってこい。

2インチくらいのソフトルアーや小型のジグで飽きるほどによく釣れる。この魚影の濃さは、ちょっと本州では考えれない。

 

移動の疲れを取るために数日の休息をとってから、長女のあこやとカヤックで積丹の海へと漕ぎ出してみる。

今回は6月になると回遊してくるというあぶらの乘った積丹のブリと、シーズン最後の居残りサクラマス狙い。

 

 

気温は24℃くらいなのに水温が14℃ほどでけっこう低い。

念のためにセミドライスーツを着て海出るが、暑すぎてふらふらになるのですぐに脱ぎ捨てた。

北海道の人たちのどんなレイヤリングでやっているのだろ?

 

透明度は高く、海藻もたくさん育っている。

岩場に張り付く黒い物体はすべてウニだ。

 

 

ブリやサクラマスの反応を魚探で探りながら、水深40m付近を探ってみたがめぼしい反応を見つけられず、沖にはイルカの大きな群れが飛び跳ねていた。

イルカの群れが去ったあとにナブラが立つも、不発。

夕飯のおかずにホッケを2尾釣り終了。

 

北海道では船検付きのゴムボートをトレーラーに積んで週末に釣りを楽しむ人が多い。

土地が広くて保管場所に困らないためだろうか。カヤックフィッシングの方が圧倒的に少ない印象。

イメージがぜんぜんなかったけれど、この時期の積丹はヒラメが好調だったみたい。

サクラマスには遅く、ブリには少し早すぎるようだった。

 

 

遊漁船やゴムボートの人たちが良く使う仕掛けを教えてもらった。

「三角バケ」というらしい。

集魚効果を狙った形状で、ロッドのジャークでスライドするそう。

これにリーダーを付けてワームや毛ばり、イワシなど取り付けて誘うとヒラメが食ってくるとか。

伊豆の海でも試してみようと思い、ひとつ購入。結構高い。4,000円くらいした。

マゴチやイトヨリダイ、アマダイなんかにも使えたら面白そうだな。ロストが怖いので砂地限定で試してみよう。

 

 

天候が悪い日が続き、積丹半島でまともにカヤックで釣りに出られる日はこの1日だけとなった。

近隣の余市へ出かけたり、温泉に浸かって散歩するだけの日々。

3月から5月までがイベント出店や年度末の事業報告などに追われていたので、何にもしない、ゆっくりと過ごす時間が久しぶりに取れた。

 

インバウンド需要とかワーケーション整備とか簡単に口に出して言葉だけがポンポンと走って行くけれど、

「インバウンドの人たちと同じ規模の休暇」

「リモートで働きながら遊ぶ」

これをぼくたちみたいな提供側がさっぱりやっていないから張りぼてみたいなものが世の中に溢れるのだ。

と、思ってる。

 

 

 

積丹町をあとにして札幌にワンバウンド。

 

札幌のマウンテンバイカーのマスモリさん。

YAMABUSHI TRAIL TOUR でバイトしてくれていたゆーま。

サムズバイクの皿井さん。

Out Woods の足立くん。

メアラシケンイチさん。

NHKアナウンサーの瀬田くん。

ヒルニネルで飲み会。

 

瀬田くんとは8年ぶりの再会だった。

NHK静岡で勤務していた頃に古道再生とマウンテンバイクツアーの8分特集を2本も組んでくれ、スタートしたばかりの自分たちの取り組みの認知を一気に引き上げてくれた。

NHK北海道の勤務になってからも「ローカルフレンズ滞在記」などの地域にどっぷり入り込んだ企画などを立ち上げている。

こんな人がどんどん出世してNHKの運営やってほしいよな。老害役員たちを蹴散らして!

 

 

そして、知床半島のウトロへ。

北海道の中でもこの土地の強さと威厳は別格だ。

宿のすぐ近くにある崖の木の上には、去年もいたオオワシのつがいが居た。

 

事故があったからと行って訪問を遠慮することは全く必要ないと思う。

特に遊覧クルーズ船なんて、知床半島の観光がはじまって以来もっとも安全管理が徹底されていることでしょう。

いちばん傷ついているのは遺族と、ウトロの人たち。

ぼくらはナニクワヌ顔で知床を楽しめに行けばいいのです。

 

実は去年、ウトロでカヤックフィッシングを楽しんでいるときにカズワンが港を出ていくのを沖から見ていた。

堂ヶ島クルーズで使うような小さな船だったのでその時は近場の遊覧だけかと思ったら、まさかあれで半島の先端まで行っていたとは思いもよらなかった…

 

 

 

知床ウトロからPurveyorsオーナーの小林家と中川町でフライフィッシングのプロガイドをしている野中豪くんと合流。

小林家もうちと同じく4人子供がいるので、2家族で12名+1名という大所帯。

町を移動するだけでちょっとしたジプシーキャラバンみたいになる。

 

 

さっそくカヤックでオホーツクの海へ。

湧き上がる無限ガヤと遊んでいると、少しあたたかい潮が流れてきたタイミングでホッケの大きな群れがやってきた。

 

 

 

食べる分だけのホッケとガヤをキープし、夜はホッケのソテーとガヤの味噌汁。

食べ盛りの子供たちがいたのであっという間に平らげてしまった。

知床のホッケはあぶらが乗っていてとてもおいしい。なんで本州ではこのホッケが流通しないのだろう?

パーベイヤーズのコバさんが、知床ホッケのあまりの美味さに自分の店で取り扱えないか考えはじめていた。期待したい。

 

 

 

最後に屈斜路湖やかなやま湖でレイクジギングをと考えていたけれど、今年の北海道はとにかく天候が悪く、本州の梅雨のように日が続いていたので今回のカヤック釣り旅はこれでおしまい。

去年、今年と北海道に通ったので、そろそろ暖かい地域の海はどうなんだろうと気になりだしてきた。

アイランドホッピングしながらカヤックで釣り歩いたら最高に面白そうだ。

そんな旅の機材をいまつくっているので、夏を乗り越えたら計画してみよう。

 

 

伊豆へ帰ってきてから圧倒的にあたたかい伊豆の海のキス釣りで癒される。

夏本番も迫り、カヤックフィッシングツアーの予約を増えてきました。

伊豆の山と海のアクティビティ、取り揃えています。

ご予約はこちらから。

この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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