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ニッポン、カヤック釣り紀行【南富良野町 かなやま湖・北海道編】

2021.8.6 / 松本潤一郎 /カヤックフィッシング

早朝の湖面は、誰もが「聖なる人」になれる時間。

 

 

 

 

 

 

北海道の旅、最後の目的地。南富良野町のかなやま湖。

かなやま湖畔のキャンプ場にあるバンガローに滞在しながらレイクジギングでアメマスやイトウを狙う。

 

前回の屈斜路湖ではまったくダメだったが今回はどうだろうか。

屈斜路湖と違い、このかなやま湖は空知川を堰き止めた人口の湖。

岸から出るとすぐに深くなっていて、湖と川を行き来するイトウの個体数も多いらしい。

 

 

道の駅 南ふらの入り口ではイトウが迎えてくれる。

原始的で野性味あふれる魚。

北海道の淡水のカムイだね。

 

南富良野町では観光資源としてイトウを活用しようとしているようで、利用と保護のバランスを取りながら遊魚のレギュレーションが定められている。

こちらのサイトでしっかりとレギュレーションを確認しよう。

 

 

かなやま湖のバンガローにベースを置き、湖畔までカヤックを運ぶ。

カヤックフィッシングツアーのガイドの際にも乗っているホビーカヤック・アウトバック。

1人乗りのカヤックとしてはめちゃくちゃに重いのだけれど(フル装備で40㎏超える!)外洋でも抜群の安定感と横波のいなし方は感動的。

うねりが無い湖ではもうこの上で暮らせるのじゃないかと思うほどに快適だ。

1人乗りではあるけれど浮力も高くシート後ろのスペースも広いので、この写真のように後ろにアウトドア用に折り畳みチェアを載せれば小学生くらいの子どもなら一緒に乗り込める。

 

まずは長女のあこやを連れて、岸寄りに茂る葦の際にスプーンを投げていくとすぐにウグイがかかってくる。

ウグイと遊びながら岸寄りを移動していくと、あっけなく30センチくらいのイトウが飛びついてきた。

引きもすこし強いし大きなウグイかと思い寄せてくると、あの特徴的な斑点が見えた。

カヤックの上にあげないようにどうやってリリースするかと考えていたが、自分でフックを外して帰っていった。

写真は撮れなかったが、顔が見られただけで満足。

 

 

岸寄りを離れて、湖の深場へ移動する。

屈斜路湖もそうだったけれど、カナディアンカヌーからフライやルアーを投げたり、2馬力ボートやエレキの動力でトローリングをやっている人たちが多い。

レイクジギングをやっている人は一度も見かけなかった。それほど一般的じゃないのか?

 

 

虫パターンの様だった屈斜路湖では反応が薄かったけど、かなやま湖はワカサギがとても多いのでジギングでの釣り方がうまくハマった。

魚探に赤く映るワカサギの群れにミサイルが刺さったような穴があるのをふたつ見つける。

これは何かしらいるだろうと、アルファタックルのクレイジーキャスジグ(シングルフック・バーブレス化)を落としてゆっくりと誘うと、40~50センチのアメマスが立て続けに食ってきた。

かなやま湖にいる間はこのパターンでアメマスを何度も釣ることが出来たけれどイトウは来ず。

イトウはやっぱりストラクチャーに着くのかな。

 

かなやま湖畔に滞在中、かわのこラフティングの皆さんにBBQに誘っていただき、代表の福田宅にお邪魔させてもらった。

 

 

屋根から飛び降りて遊ぶ子どもたち。

自分たち松本家の子ども4人と福田家の3人が合わさると静かな北海道の地が一変する。

 

 

 

かなやま湖を知ったきっかけが、

去年、釧路に遊びに行ったときに知り合ったせいしゅう

「イトウを釣りたいならぜひ南ふらのへ!」

と教えてもらったからだった。

 

せいしゅうは自分で撮影の仕事も請け負いながら、かわのこでラフティングのガイドもしている。

住んでいる場所は廃校になった校長室。

出身地は自分と同じ横浜というのもあって親近感があった。

名は誠舟(せいしゅう)と書く。

かっこいい。

 

 

北海道の豚肉やエゾシカをいただいた。

エゾシカは本州にいる二ホンジカよりも柔らかく感じる。

美味しい。

 

 

翌日は福田家の子どもたちが学校から帰って来てから、シーソラプチ川のラフティングへ連れていってもらった。

学校終わりから川で遊べるのは陽が長い北海道ならでは。

水温はとても冷たく、夏場でもドライスーツが必須。

 

 

ラフティングは初めてだったのだけれど、いきなり聖地みたいな場所で川を下る経験だった。

自分が持っていたラフティングのイメージは、上流にダムがあって川の水は濁り、ヒャホー言いながらスリルを求めて川を下るという感じだった。

 

だけどこの川は違う。完璧なる清流。

流れの中、カワガラスがラフティングボートの目の前を横切っていき、深い淵には大きなイトウが見えた。

川を下ることでしか訪れることのできない、森の中の回廊を進んで行く。

 

この場所で見たイトウは、釣りが好きだけれど釣りたいとは思わなかった。

ずっとこの淵に棲んでいて欲しい。

川や湖での釣りはいつも「有限感」が付きまとった。

もちろん海の資源も無限ではないけれど、棲息できるエリアが川や湖はもっと限られている。

国内のほかの地域から見る北海道は広大で多くの原野が残されていると感じるかもしれないけれど、それでもたくさんの人が住んでいて、大勢の人が訪れる。

 

 

川から上がると、福田家にある薪で沸かした風呂を用意してくれていた。

福田さんのセルフビルド。

風呂の窓からはさっき下って来たシーソラプチ川が見られる。

 

薪で沸かしたお湯はそこら辺りによくある、汲み上げて長いパイプで引っ張ってくる温泉よりもずっとお湯の力が強くなる。

この風呂に入って決めた。ロッジモンドも薪風呂を導入しよう。

薪は西伊豆の山から自分たちで伐りだせる。

熱エネルギーの自家消費と地産地消を目指す。

 

お世話になったかわのこラフティングの皆さん、どうもありがとう。

次回は伊豆で会いましょう。

 

 

これにて家族6人で周った1か月の北海道の旅はこれでいったん終わりとなります。

8歳、6歳、4歳、2歳の子どもたち全員を連れてのすこし期間が長い旅でした。

それぞれが良い経験を積めたのじゃないかと、父は思います。

(良い父風のこの写真はせいしゅう撮影)

 

 

前回の旅をまだ読んでいないのでればこちらもぜひ。

 

■ニッポン、カヤック釣り紀行【屈斜路湖・北海道編】
■ニッポン、カヤック釣り紀行【霧多布・北海道編】
■ニッポン、カヤック釣り紀行【知床半島・北海道編】

 

これを書いている現在、ロッジモンドは8月の繁忙期まっただ中。

まるでビジョンが無い経営者のような国の緊急事態宣言が各地で出されていますが、

わたしたちは「不要な旅など無い」と考えています。

自分自身で考えて、いま自然の中へ行く必要があると思い旅行されるすべての方の意思を尊重します。

 

いまじゃないと考えている方も安心してください。

9月でも伊豆はまだ、夏です。

9月はカヤックフィッシングとe-MTBを組みわせた宿泊プランをつくろうと考えています。

カヤックから魚を釣り、食べて、マウンテンバイクで山を駆けましょう。

準備が整ったら、またこちらで告知します。

 

 

ゴールデンカムイとサッポロクラシックのコラボ。

北海道に祝杯!

 

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この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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