LODGE MONDO -聞土-

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ウッドボイラー体験会 ~伊豆半島のエネルギー自給を考えよう!~

2022.5.10 / 松本潤一郎 /

ロッジモンドにウッドボイラーを導入して2か月が経過し、薪の消費量や運用コストなどが見えてきたので体験会を開催することにしました。

以下、フェイスブックページで公開しているイベント詳細です!

 

 

激動する不安定な社会情勢、環境問題への意識の高まりから、

人間が生きる上で欠かせないエネルギーの自給について、

考えさせられることがより多くなりました。

かつて、炭焼きが盛んに行われ、

エネルギーの自給のみならず輸出まで担っていた伊豆半島の今とこれからを考え、

ロッジモンドでは、給湯に、西伊豆の山から伐り出してきた木々を燃やす薪ボイラーを導入しました。

多くの方々から見学希望のオファーをいただいており、この度、広く体験会を開催したいと思います。

実際に薪を割り、

ボイラーで火を起こし湯を沸かしながら、その熱源をつかって、

持ち寄った思い思いの食材を調理してもよし!

湧き上がった湯に浸かってもよし!

ウッドボイラーの火を囲みながら、

これからの未来のエネルギーについて楽しく語りましょう!

 

住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科1081-1

日時:5月15日 14:00~18:00

 

★参加費:無料
★ウッドボイラーで調理してみたい食材、調理器具をご持参ください
★入浴ご希望の方は、タオルをご持参ください

 

 

 

先に結論から言うと、ウッドボイラーの購入費用や運用コストは事業用でも家庭用でも3年で回収できると思います。

2022年1月のガス代が70,000円以上かかっていましたが、ウッドボイラーに完全移行した3月分の請求は8,000円までに大幅ダウン。

ここまで下がるとはちょっと想像以上でした…!

 

大浴場をガスで沸かしたお湯で満たすとこれだけのコストがかかります。

1月なのでそこまで忙しい季節ではないので、繁忙期になればこの差はもっと広がるはず。

すでに配管済のパネルヒーターの稼働がはじまれば冬期の暖房にかかる電気代も抑えられます。

このあたりの仕組みも体験会でお見せしますね。

 

 

 

N-500NSBⅡ

N-500NSBⅡ

小・中規模な事業所用の給湯・床暖房兼用ボイラー。業務用でお使い頂く場合では実績NO.1の機種です。宿泊施設や各種養殖場、製材所、ハウス暖房などに最適です。燃焼室も500ℓ、貯湯漕450ℓの大容量タイプですから事業規模を問わずご検討頂けます。熱源能力が平均70,000kcal/hでパワフルかつ他社にない低価格です。

  • 種  別中型タイプ…業務用給湯器
  • 用  途給湯、床暖房≪例;給湯・床暖房の2回路まで(オプションにて3回路)併用可≫
  • 能力目安給湯5ヶ所(台所・風呂・洗面所など)、床暖房8ヶ所(8畳間相当)
  • 補助熱源灯油バーナー(オプション)
外形寸法(mm) 710
奥行 1,510
高さ 1,620
投入口(mm) 560×450
薪焚き室容積(ℓ) 500
貯湯容量(ℓ) 450
必要燃料(kg/h) 約30
熱源能力(kcal/h) 約57,375~82,875
Av.70,125(Av.81.5kW)
薪焚き室(mm) 560
奥行 1,100
高さ 750
伝熱面積(m2 3.67
最大蒸発量(ℓ) 約57
煙突(mm) ø165
高さ 4,000
本体乾燥重量(kg) 約230
備 考 ──

 

 

ATOウッドボイラーの少しサイズが大きい業務用500番なのですが本体価格1,700,000円。

設置工事費300,000円。

合計2,000,000円ほどで導入できます。

繁忙期になるとガス代が150,000円くらいに膨れ上がるけど、おそらく20,000円以下まで落とせます。

 

毎月60,000円~100,000円以上コストカットができるなら3年もあれば設備投資分をじゅうぶん回収できるし、家庭用の小型のN-220NSBなら工事費用込みで1,000,000円以下で導入できます。

 

もっと熱効率がよくて薪の自動投入機能が備わっている高性能な薪ボイラーもあるけれど、値段は数倍するし、便利な機能がついてる分、壊れる箇所も増えていきます。

このATOウッドボイラーの構造はすごくシンプルで壊れる箇所がほぼないのが大きな利点。

水道圧を利用して給湯を行うのでお湯を送るだけならポンプも必要としないのです。

 

 

薪の力の副産物として、熾火で調理する薪料理がものすごい美味さになるのも楽しみのひとつです。

薪ストーブや焚火なんかと比べ物にならないくらいの大量の熾火と、ボイラー内がオーブン状態になるので火の入りが感動的!

体験会の当日、スキレットやダッチオーブンで薪料理もできます。

好きな食材を持ち寄って薪料理も楽しみましょう~

お酒の持ち込みも歓迎!

(スキレットやダッチオーブンの数が少ないので持っている人は持参してください)

 

 

そして今回、特別に浴室も開放します!

薪で沸かした風呂まで楽しんでいってください。

ただし、薪割りの役務をこなした人が優先ですよ。

薪割り講師はうちのアシリパ・ACOYAが務めます。

 

ウッドボイラーがやってきてから伊豆に住む人たちにも見させてほしいとか、民間企業や行政の方たちの視察でも立ち寄られることが多くなりました。

ざわつく世界情勢の中で外部からだけのエネルギーに頼るよりも、ある程度は自分たちの住む土地からエネルギーの自給ができる体制になっていた方が有事の際にも強いはず。

 

今回、食や薪割りの遊びをからめて楽しみたらと思っています。

当日にふらっと立ち寄ってもらうこともできますが、駐車場の確保もあるのでできたらフェイスブックのイベントページで参加表明をしていただくか、こちらまでメッセージいただけるとうれしいです。

info@lodge-mondo.com

 

それでは皆さんのお越しをお待ちしています!

この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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