LODGE MONDO -聞土-

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手ぶらでは帰らない!主婦のプライドがキラリと光る☆マダムフィッシングツアー。

2021.7.15 / うずめの庭 /カヤックフィッシング

こんにちは。

表の顔も裏の顔も、ロッジモンドのNeo女将にして4児の母。

アラフォー花盛りのうずめの庭です♡

 

七月吉日。

普段からお付き合いのある地元のママたちにお声かけして、

カヤックフィッシングのモニターツアーを開催しました。

 

題して、

「マダムフィッシングツアー

 ~手ぶらでは帰らない。主婦には主婦のプライドがある!」

 

半ば道楽や余暇のように釣りを楽しむ男性に対して、

女性は、主婦は現実的です。夢だけでは生きていけない。

それが、夕飯のおかずになるのか。ならないのか。

子どもたちのお腹をいっぱいにさせることができるのか!?

そこが大事なのです。

 

 

近年の社会的な動向と等しく、

草食的になりつつある男子とは裏腹に、肉食化しているといわれる女子は、西伊豆ローカルでも積極的!

今回のモニターツアーも、新たに追加導入されたタンデムカヤックを3艇出すことが決まっていたので、

定員は、私を除いて5名。

元気なママたちの有り余る「やりたい!」の声をいただいたのですが、全員はお連れできませんでした。

また次回!

「いい村は女が元気だと聞いています」by アシタカ(もののけ姫より)

 

 

「海はちょっと怖いんだよね」

「産後で運動できてないから体力が心配」

そんな一抹の不安も抱えつつ、

カヤックフィッシングで使用するホビーカヤックのドライブやラダーの扱い方などをレクチャーし、

その並外れた推進力や安定感もまずは頭でご理解いただきました。

そう!私たちは、肝っ玉母さん。

案ずるよりも産むが易し。

その事をよく知っているのです!

いざ、出艇!

 

元々西伊豆がローカルなマダムから、海辺の集落に嫁いできたマダムなど、

日頃から海に釣りにと親しんでいる方もいるので、

浜辺から漕ぎ出るときはパドルを使用して、ある程度の水深があるところまで出たら、

ドライブを装着、ラダーをおろして、と。

スムーズに海を進みながら、釣りの臨戦態勢に入ることができました。

 

 

はじめの不安もどこ吹く風。

 

 

ただでさえ安定感抜群のわれらがホビーカヤックですが、

タンデムだと更に安定感あり、2人で漕ぐので進む力も2倍。

ちょっとしたアクシデントも乗組員と協力できるので、初心者には本当におすすめです。

 

 

魚を探して、右へ左へ。

同時多発的に、そこかしこで釣れはじめると、ゾクゾクして盛り上がります♪

釣ってリリースしたイトヨリダイが、ウミネコに連れ去られそうになったり。

釣り針が帽子にひっかかったり。

フグが釣れたり。

いろんなドラマもありました。

 

 

正直にいいますと、

防水ケースにばっちりスマホを入れて首から下げていたのに、

釣りに夢中で、すっかり写真を撮りそびれました。

水揚げしたばかりの魚のキラキラとした美しい姿、いい場面。

いっぱいあったのに。。。

 

 

さてさて。

蓋をあけてみると、

ソーダガツオに、イトヨリダイ、シイラ、アジと、皆ちゃんと釣れました♡

前日、海へ出た人の情報だと全く魚の反応がないと聞いていたのですが、

ちゃーんと家計を背負う本気のマダムたちの元へ来てくれました♡

 

 

「もう今日は何にもしたくなーい」

と言っていたのに、

帰宅後、ちゃんと捌いて、夕飯に本日の釣果を並べてしまうマダムのプライドたるや。

泣けます♡

やはり、自らの力で海へ漕ぎ出で、捕らえてきた魚は、愛着が違いますよね。

って、食べちゃうんですが♡

お魚たちのその後の画像を、

参加したマダムからいただきました。

 

 

トヨリダイはアクアパッツァに。

 

 

シイラは唐揚げに。

 

それでも、育ち盛りのキッズには全然足らなかったそうで、

手ぶらでは帰らない!マダムの漁猟活動は、更なる大物狙いを夢みて!

つづく♡

 

次回のマダムフィッシングツアーは、繁忙期を乗り越えた9月を予定しています。

興味のあるマダムは、

「手ぶらでは帰らない!」という秘めやか闘志を胸に、

是非、お問い合わせくださいませ♡

 

この記事を書いた人

うずめの庭 uzume no niwa

両親が松崎町生まれの生粋の西伊豆原人。但し、突然変異型。
東京の美大に通いながら、アングラ、身体表現、水墨画、縄文美術に傾倒するも、のっぴきならない理由で、二度と帰るまいと思っていた故郷・西伊豆へ帰還。原始時代への憧れから、田畑を耕す暮らしをはじめると、細胞レベルでこの土地のポテンシャルに気づく。
以後、「土着といふ前衛」をスローガンに、地域の自然資源を活用した創造的な子育て環境の充実を目指す運動や、地域の課題にアートを用いてアプローチする活動などを行っている。「くゑびこ」の商品開発や、宿の運営、イベントの企画などを担当する実に多忙な4児の母。

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