LODGE MONDO -聞土-

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K-mix のラジオ番組「Double Eyes」で取り上げていただきました。 テーマはSDGs。意識したことのないワードだ….

2020.9.2 / 松本潤一郎 /メディア

静岡の浜松から放送されているK-mixラジオに電話出演させていただきました。

テーマはこちら。

 

「Sustainable Life Goals in SHIZUOKA」

最近耳にすることが増えた“SDGs”をより身近にとらえていこう!ということで

「SDGs=持続可能な開発目標」という言葉を、

「持続可能な“生活”目標」という言葉に置き換えて発信。

 

自分たちのウェブサイトには一言も出てこないSDGsですが、

 

荒れた古道を再生
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古道を走るマウンテンバイクツアー
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森林整備
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自分たちで伐採した木材を使いリノベーション(ロッジモンド)
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山から流れ出た川が行きつく海でカヤックフィッシングツアー

 

と、言うことがサスティナブルで持続可能でSDGsなモノゴトらしいです。

正直、特に意識したことの無い言葉であったのですが、

宿泊も含めて伊豆の自然環境を切り売りした体験サービスに向き合っていった結果、

自然とそういった形態に少しずつ変化し、成長していけたようです。

 

2020年の秋よりあたらしく始めるカヤックフィッシングツアーですが、

森林整備や山のアクテビティを提供する会社が、

その川が流れる行きつく海で釣りのサービスを行うのはちょっと画期的だと思ってます。

 

手入れのされていないスギ・ヒノキなどの人工林に流れる川は、

川に生息する川虫の数も極端に少なくなります。

理由はスギ・ヒノキだと落葉が少なかったり、手入れがされていない山だと下草も育たず、

地表の表土が流失してしまい山の養分が空っぽのようになってしまうから。

 

それに比べ、西伊豆の山は炭焼きに使われていた山のため、広葉樹がとても豊富。

シイやカシなどの常緑樹も多いのでこれらの種類は新芽が芽吹く春に落葉をする。

ヤマザクラやナラの木は秋にも落葉しますので、年2回、落葉のシーズンがあるので伊豆の山は1年中落ち葉だらけです。

そのため、フレッシュな腐葉土がたっぷりの山から流れる川の中には川虫やエビなども多く生息していて、

山と川の養分が流れる着く海にはプランクトンや小魚も集まり、それを求めて大きな魚も回遊してくる。

もちろん、シカ害のために下草が少なくなってしまったり、伐られなくなり老木化したナラ枯れが流行したりと問題はあるのだけれど。

その山の手入れを微力ながらも自分たちで行い、山や海を使ったアクティビティを行うことは、偽善じゃなくてクリーンな仕事なんだと思ってます。

 

この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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