LODGE MONDO -聞土-

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コロナ禍の中で、観光に寄りかからない「観光」の仕事を実践中。

2021.1.22 / 松本潤一郎 /古道再生林業

 

首都圏に出された2回目の緊急事態宣言を受けて、伊豆の観光事業もガタガタになってしまっていました。

年末年始を過ぎれば閑散期ではある伊豆ではあるけれど、1ヶ月近い休業を決めた宿泊施設もチラホラあり、12月までGOTOトラベルで賑わっていたのがウソの様です。

 

宿のロッジモンドもマウンテンバイクツアーのYAMABUSHI TRAIL TOURも週末を中心に たくさんの予約が入っていたのですが、首都圏以外の方たちからの予約も含めてほぼすべてキャンセルとなってしまいました。

周りの人たちからは、心配してくれて大丈夫かと言ってもらえるのですけど、

「僕たちは大丈夫です!」

と答えています。

 

それは2度目の緊急事態宣言は予測できていたし、自分たちは山を整備する仕事があるのでそれをストックしておいたから。

 

 

古道を再生しながら昔からのトレイルを蘇らせ、その周りの森の手入れも行いながら自分たちは成長してきました。

ツアーや宿の仕事が軌道に乗っても、森林整備の仕事を途切れさせたことは今までになかったし、これからも取り組んでいきたいと考えてます。

今回伐ったシイやヤマザクラの木はすべて薪にして利用する予定。

 

 

2020年から始めたカヤックフィッシングのツアーは魚を釣り、海から幸を得るのですが、この整備している山はその海に流れ込む川の源流部分にあたります。

山と海とは繋がっている。

大規模な林業をやっている訳ではないので本当に微力なんだけど、山の手入れをしてその山のトレイルをマウンテンバイクで走り、またその山から流れでる川が行き着く海でカヤックに乗り魚を釣る。

伊豆の山と海とをぐるぐると「まわす」。

なんかSDGsって言葉が使われるようになってからなんだか偽善ワードみたいになってしまったけれど、

伊豆の自然を切り取りだした、持続可能な仕事をさせてもらっているなと思ってます。

消費や消耗する部分が少ないので精神的に疲れない。(消費行動って気が付かない間に気持ちが疲れるのだと思ってる)

でもこれって少し昔の伊豆の暮らしに観光をすこし掛けてるだけのことなんだな。

 

昔は海が凪ぎの日は漁に出て、魚や貝、天草など海藻を捕り、海が荒れる冬は山に入り炭を焼いていた。

それと同じく、山はマウンテンバイクやハイクに焚き火、海はカヤックフィッシングと、山と海とを繋ぎながら伊豆を体感してもらえるサービスを創っている。

 

 

それがマイクロ林業やマイクロ漁業のようなものと掛け合わせていければ、いまのようなコロナ禍でも打撃は受けても倒れにくく、集客しないと成り立たない観光だけの事業よりもストレスを少なくできるのじゃないのかな。

いまはそれを、実践してみているところです。

 

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この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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