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魚屋直営のあまり【まわらない】回転寿司 伊豆ととや

2018.10.18 / お酒 海の幸 / 松本潤一郎

音楽やファッション、政治とかは好き嫌いがあると思うけど寿司が嫌いって人はあまりいない。

みんな好きだよね? SUSHI!

 

日本でいちばん深い湾。駿河湾。

自分たちが住んでいる場所の目の前にあるその湾の最深部は水深2500mにもなる。

豊かな漁場として有名な富山湾でさえも水深900mなのでその深さは相当なものだということがわかると思います。

さらに太平洋を蛇行する黒潮の分流まで湧き上がるこの海は色んな魚が食べられるということ。

そんな?駿河湾の海の幸をいろいろと楽しみたければ伊豆ととやへ行きましょう。

魚屋さんが直営している回転寿司なので値段もリーズナブルに地元の魚が食べられます。

しかも、回転寿司屋なのにあまり【まわって】いない(笑)

お客さんがたくさん入る時以外は基本的に回転寿司なのにあのグルグルを回していないので注文したら握ってくれるスタイル。

観光シーズンのお昼時は込み合うので少し時間をずらして行って大将に握ってもらいましょう。

カウンター席とテーブル席があって家族連れでも気軽に入る事ができます。

子ども用の椅子もあり、絵本や木馬!まで用意されているのでいつもほんと助かってます(うち子どもたくさんいるんで…)

定番のメニューももちろん良いのですがここは魚屋直営のお店。

都会の寿司屋じゃ決して食べることのできない食材をぜひ食べて欲しい。それが旅ではないかと思うのです。

まずはこのホワイトボードにあるメニューを見てもらうとわかるように、

ところどころ「なんだこれ?」ってネタがありますね。

もし伊豆を深く知りたければ、まずはそれから注文していくと胃袋の中から伊豆を少しずつ知ることになるでしょう。

☆マークが地元のネタです。産地表示をしてくれているのもうれしい。

この日はまずタチウオから。軽く炙ってくれてます。

スーパーで切り身で売られているのは煮付けやバター焼きで食べますよね?

寿司ネタでもあさっりしていていいんですよ。

一貫ずつのネタもあるのですぐにお腹いっぱいにならないのもいいところ。

お次はとんとんめ。

しわめと呼ばれる海藻の種類で粘りあり。

包丁で刻んで食べるのでトントンいわせるからとんとんめらしい…

海藻を軍艦巻きなのでW海藻寿司ネタだけれど歯ごたえと粘りがあって味もとても濃厚。

これはマグロの竜田揚げ。

お酒のお供にいつも頼んでしまう鉄板メニュー。

血合い部分を漬けこんであってからりと揚げてくれます。これもサイコー。

こんな感じだとやっぱ昼からやっちゃいましょう。だって伊豆の旅ですから。

松崎の黒米と赤米で出来た米焼酎の百笑一喜。黒と赤の2種類あります。

米焼酎はさっぱりしてるので魚にもよくあいます。

1合で頼めばシェアしても飲める。

次は端金目。このあたりでは【ごそ】と呼ばれる魚で深場で捕るキンメ漁の時に一緒に入るとか。

こんな顔の魚。見たことないでしょう?

キンメよりもあっさりしてるけれどこれも美味しい!

街だと結構なお金を出さないと食べられないハタとかムツなどをカジュアルに食べられてほんとにうれしい。

地物以外のネタも魚屋直営だけあって季節のものを握ってくれます。

この時期のサンマは絶品だ~

具が盛りだくさんでかなりのボリュームがあるあら汁もあわせてぜひ。

わさびが好きだったら涙巻きというのもおススメします。

詳細は大将まで。あんまり辛くしてもらうとたいへんなことになるやつ….

伊豆へようこそ!!

SAPPORO黒ラベル 伊豆限定

 

回転寿司「伊豆ととや」

■住所:〒410-3624 静岡県賀茂郡松崎町江奈270−1

■電話:0558-42-3636

この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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