お土産の定番、名物「桜餅」食べくらべ!
2019.4.10 / スイーツ /
こんにちは、ライターのKajoです。
春です、桜の季節がやって来ました。
3月下旬から、4月の初旬まで見頃を迎えるという松崎町「那賀川沿いの桜並木」、
同時期に開催している「田んぼを使った花畑」など、春の喜びをまち全体で表すような素晴らしいシーズン!
この時期に合わせて、皆様にぜひおすすめしたいのが松崎・西伊豆名物の「桜餅」。
ところで皆さん。
そんな桜餅に使用される桜葉、松崎町が日本一の生産量を誇っていることをご存知でしょうか。
なんと、国内70%のシェアというのだから驚きです。
写真:松崎町提供
特有の芳香成分「クマリン」の含有量の多い「オオシマザクラ」を使用し、
塩漬けの頃にはまちが桜葉の香りに包まれるという。
街中を走れば、「桜餅」のノボリも多く見かけてきましが、なるほど、桜葉の生産量NO.1のまちとして納得の特産品です。
今回は、松崎町で購入ができる「桜餅3種」を実際に購入・食べ比べてみました。
観光気分、ウキウキでお店に向かいます。
まずは明治6年創業の老舗「菓子処 永楽堂」さんへ。
お目当ては、松崎が生んだ「入江長八」という名工、左官職人の名を冠した桜もち。
2個入り、5個入り、10個入りとなっています。
この日は2個入りが売り切れており、5個入り(648円)を購入。
店内では和菓子はもちろん、ケーキやパウンドケーキなどの洋菓子類も充実して置いていらっしゃる。
甘味を求めたらとにかくここにお邪魔すれば間違い無いという認識です。
【永楽堂・長八さくらもち】
あんこ:つぶしあん
甘さ:桜葉の塩味が強いため、甘さが際立つ
生地:上新粉と餅粉を使用、蒸し
消費期限:4日間
Kajo一言メモ:「ほよほよ、やわやわ」
語彙力さえ奪われるほど、上品な桜葉の香りと餅の食感にうっとり。
続いて向かった昭和6年創業「梅月園」さんでは、ちょうど訪問時に店前の河津桜が満開!
那賀川沿い、花畑の手前あたりに店舗を構える「桜田店」はMONDOから約3kmとアクセス良好です。
ちなみに「松崎店」は、BASE TRES(ベーストレス)から徒歩1分!
桜餅以外にも、生菓子やきんつば、松かさ最中など目移り必須の品揃えです。
ピンクが可愛い一つ一つ個装された「さくら葉餅」は1個150円で単品購入が可能です。
【菓子処梅月園・さくら葉餅】
あんこ:舌触りがなめらかすぎる、こしあん
甘さ:上品
生地:上新粉を使用、もっちり
消費期限:4日間
Kajo一言メモ:「あんこだけ舐めたい」
きめ細やかなこしあんには、北海道産自然農法の小豆を使用しているそう、こだわりがすごい。
そして最後に向かうのは、「長八美術館」近くの「桜味堂」さん。
伊豆名物・桜葉もち、のピンクののぼりが目印です。
店内では、ソフトクリームなどが販売されたり、お茶を飲みながら一服できるスペースがあるほか、桜の葉っぱを使った「桜葉そば」などのお土産も購入することができます。
桜餅は、2個318円で透明のパックに入った状態でのバラ売りか、8個入り1150円で箱入りのものが購入可能。
【桜味堂・名物桜葉もち】
あんこ:少し粒の残る程度の粒あん
甘さ:程よく控えめ
生地:道明寺
消費期限:4日間
Kajo一言メモ:「葉っぱの繊維を感じない」
米の食感がしっかりとわかる生地、桜葉、程よく控えめの甘さのあんこ、バランスの良さが際立つ。
以上です!
一つカミングアウトしますと、今までは普段桜餅を食べる際は葉っぱを剥がして食べてました。
今回は”桜葉も大事に食べよう”と思って食べてみたところ、全体のバランスのためにすごく必要な要素だと気づく・・・。
みなさま、西伊豆・松崎の誇る香り高い桜葉餅をぜひご賞味ください!
店舗詳細
永楽堂
住所:〒410-3612 静岡県賀茂郡松崎町宮内300-2
電話:0558-42-0270
営業時間:7:30~18:00
定休:木曜日
菓子処 梅月園 桜田店
住所:〒410-3625 静岡県賀茂郡松崎町櫻田149-1
電話:0558-42-0010
営業時間:8:00〜19:00
定休:不定休
桜味堂
住所:〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町松崎22-1
電話:0558-42-2580
営業時間:9:00〜16:00
定休:年中無休
この記事を書いた人
重度の放浪癖有り、スペイン滞在をはじめとする海外経験は延べ20カ国。食中毒に4回当たるもめげぬ真性マゾの精神力と、「アルゼンチンは近い」と言い切る程のフットワークの軽さが売り。直感と好奇心をもとに、純粋に観察し大胆に発信をする。人見知りを克服したい海の民でありキャンパー。○Español /English