LODGE MONDO -聞土-

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満を持して「食の暴力」を受けに、地魚「さくら」へ

2018.12.17 / 海の幸 / ちゃやみなみ

ちゃやみなみです。

 

かねてより噂は聞いていましたが、毎度「もっと空腹でないとダメだ」と言われ続けなかなか行けずにいた、地魚料理の「さくら」へ行ってきました。

LODGE MONDOからは車で約10分。地魚を使った料理が豪快に出てくるとのことで、楽しみです。

 

 

店内はカウンターと座敷があり、大人数が入れる店はこのあたりでは貴重な存在です。

 

 

メニューは魚を中心に、磯モノ、うどん・そばなどがあります。

 

 

丸ごと一匹をめっちゃ推してる。

 

その日あがった魚次第で本日のおすすめも更新されます。

イカが入っていればイカ刺しを是非!入荷があるか聞いてみてください。

 

 

食べログ話題のお店らしい。

 

ここに来るときのポイントは、「複数名で来る」こと!

1人前の量が多すぎて分業制では食べきれない可能性が高いので、シェアして食べるつもりでいることをおすすめします。

1人で来ると孤独にフードファイトすることになります。

 

 

注文を終えたらまずはじめに通路脇にあるところてんコーナーをチェック!

食事を注文すると、自家製のところてんを無料で食べられます。この日はプレーン1種類のみでしたが、普段は抹茶味やコーヒー味など数種類のところてんを食べることができます。

ただし食べ過ぎるとこのあとの食事が入らなくなるので、自分の胃と相談しながらほどほどに!

ここではまだスタート地点にも立てていません。

ちなみに食後に食べようと思っていると高確率で満腹すぎて食べられません。食べられるときに食べるべし。

 

 

黒蜜&きなこをかけてみました。お酢&青のりで食べる細切りもあります。

 

 

カウンターには手作りの保存食が並びます。

各テーブルに置いてある「梅干し」が激ウマなので見かけたら是非食べてほしい!

梅酢を作ったあとの梅を使っているのかな?すっぱすぎずジューシーでまろやかでした。

 

 

さて、注文から45分ほど待ち、いよいよ食事が出揃いました。

 

 

1人前ずつ釜でご飯を炊くのもあって食事が出てくるまで時間がかかるので、時間に余裕持って来ることをおすすめします。

 

 

まず最初にここに来て食べるべきは「あじまご茶定食」。
アジの刺身に薬味を和え、にんにく醤油をたっぷりかけて食べます。
先日のニンニクラーメンを食べたあとではニンニク臭は無いに等しい!!(ほどよい)

お釜から出したアツアツのごはんの上に、アジと醤油をたっぷりのせて食べます。

ちなみにアジはお茶碗に入って出てきますが、この茶碗の底まですべてアジです。ご飯は一切入っていません。ボリューム半端ない。


 

ごはんと刺し身を1対1の割合でかきこみつつ、まわりの揚げ物に手を出していきます。

ひととおり生のアジを堪能したら、一緒に出された大きな器にご飯とアジを入れ、ここでお茶漬けにしてもらうために女将さんにその器を渡します。出汁を注いでくれるのです。

 

 

もともとのアジ+ご飯に、更に汁が足されて返ってきますので、元もと多かった量が更に増えて返ってきます。0リセットされて2度目の食事スタート!

 

 

このお茶漬けの状態が「あじまご茶漬け」です。

お腹いっぱいと言いつつ、スルスル食べられてしまうから不思議。

この日は「あじまご茶漬け定食」の他に「カサゴの煮付け定食」と「イワシのつみれ揚げ定食」を頼みましたが、限界まで詰め込み8割食して試合終了。
この食べきれないほど料理が出てくることを誰が例えたのか、私達の中では「食の暴力」と呼んでいます。

 

 

一人前の量が半端じゃない。

 

 

カサゴの迫力よ。

 

この日食事が出てくるのを待っていたら、店の奥から知った人の顔が。
ロッジモンドスタッフでもあり、シーカヤックガイドでもあるさくまいもが現れました。
数年前ここでバイトしてたらしい。

 

 

写真撮るよって言ったら悪い顔したけど、いい人感が隠しきれないさくまいも。
女将さんに忘年会の予定を聞きに来たらしい。

切り盛りしている女将さんの「あっこさん」。頭に巻いたタオルがトレードマークです。

 

 

あっこさんはその年の干支に合わせてタオルの柄を選んでいるため、あっこさんを見ると今年の干支がわかります。

2018年現在は戌年なので犬のイラストの入ったタオルです。
「ラブラブの犬なのよ」といって見せてくれました。

定休日はいつか?と聞けば「あたしに男ができたらね」。
料理のオススメは?と聞けば「私」と返してくる粋(?)なあっこさん。

料理のパンチ力の根源はどうもここにあるように思いました。

 

昼から通しで夜まで営業してくれているので、お昼の時間帯をずらした入店もアリ。
午後までしっかりアクティビティをこなしてお腹を空かし、料理が出てくるのをのんびり待ちながら夕飯も兼ねてガッツリ食事するなんていうのも良いかもしれません。
そのかわり夜の終わり時間は早めなので電話で聞いてみるのが吉。

 

たたみ掛ける食の暴力は昼も夜も変わらず健在です。味がどうこうよりもこの文化を体験しに、松崎に来たら1度は行ってみてほしい店、というかもはやアクティビティのひとつなのであります。

 

さくら

住所: 〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町松崎235
TEL:0558-43-1532
営業時間:11:30〜19:30 ※早めに終了
定休日:不定休

この記事を書いた人

ちゃやみなみ minami chaya

神奈川県相模原市出身。東京で自転車イベントの企画制作会社を歴て結婚を機に下田に移住。現在は群馬県みなかみ町在住。 フリーのデザイナー、兼各地の賑やかし担当。 無駄を愛し、無駄を作り、無駄で世界を満たしたい。 日本パイ投げ協会パイ長。毎月8日は餃子の日。

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