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古道を歩いて「森の焚き火とハイクツアー」

2020.11.27 / トレッキング 山の幸 / ちゃやみなみ

 

その昔、この山の道は人が峠を超えて往来し、馬とソリで炭や荷物を運び、ものや情報が行き交う幹線道路でした。

時を経て使われなくなってしまった古道をこれまで私たちは主にマウンテンバイクで案内してきましたが、古道は自転車で走るだけのものではありません。

そこで原点に立ち返り、私たちも自分たちで必要な荷物を持って山に入り、古道を歩いて山の中で焚き火をする「森の焚き火とハイクツアー」を行いました。

今回はその様子をご紹介します。

ご参加いただいたのは5歳のお子様とお母様。

 

 

5歳でも歩けるの?と子供を侮ることなかれ。彼らは上り坂が大好物。

身体が軽いからなのか大人顔負けの体力でずんずん先頭を進んでいきます。

そして右も左も気になるものだらけ。「あれなに?」「これなに?」がたくさん出てきます。

 

 

大人にはそれほど深くない落ち葉の絨毯でも、子供には足首くらいの高さまで。

落ち葉の中を歩くだけでもテンションUP!

 

 

そして山の中腹あたり、自分が「ここ!」と決めたとっておきの場所で焚き火をしてもらいます。

 

 

焚き火をしたことはあっても、燃やす資材がそこら中に落ちていて、どれを燃やしてもいい自由な焚き火をしていい環境は、都会だとなかなか無いのではないでしょうか?

 

 

燃やす資材も、どれが燃えるか考えて自分で探し、集めて、加工して、投入します。

 

 

風向きや火の強さ、よく燃える枝や反対に燃えない木など、実体験を通しながら学んでいき、だんだんと火をくべるのも上手になっていきます。

 

 

そしてやはり焚き火の楽しみといえば、なんでも焼いて食べること!

ツアーに好きなものを持ち込んで焼いてみましょう。

桜やシイ、くぬぎ、杉の葉っぱなどを、炭ではなく木のまま入れると食材が燻されて香りがつき美味しさ倍増!

静かな山の中で美味しいものを食べる。それだけで楽しめます。

近々、地元で猟師&シェフをやっている方にお願いして、イノシシ肉BBQをここで開催できればと目論んでいます。

 

 

行きも帰りも程よいハイキングで身体を動かし、鹿の足跡や、もしかしたら動物も見られるかも。

この日は最後に山のお土産に「からすうり」をゲット。

 

 

普段私達が整備している山の中で、体力に合わせてガイドがルートを決めるので、お子様から大人までそれぞれに合ったボリュームで楽しむことができます。

気軽に山を体験したい方、森で焚き火をしてみたい方、お気軽にご相談ください。

 

この記事を書いた人

ちゃやみなみ minami chaya

神奈川県相模原市出身。東京で自転車イベントの企画制作会社を歴て結婚を機に下田に移住。現在は群馬県みなかみ町在住。 フリーのデザイナー、兼各地の賑やかし担当。 無駄を愛し、無駄を作り、無駄で世界を満たしたい。 日本パイ投げ協会パイ長。毎月8日は餃子の日。

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