LODGE MONDO -聞土-

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2ヶ月カヤックで釣りをしながら生活した結果、あたらしいことがはじまりそうです。

2020.6.15 / カヤックフィッシング シーカヤック 釣り / 松本潤一郎

なんだか、急に時間が止まってしまったような感覚を過ごしていました。

 

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3月末から自主的に休業を続けていたロッジモンドですが、6月1日より営業を再開しています。

インバウンドのゲストが3割くらいを占めていたロッジモンドですが、海外はもとより国内移動でさえも自由な雰囲気で動けない状態で営業を続けるより、ジタバタしないでしっかりと休む選択をさせてもらいました。

 

でもそれは決してネガティブな気持ちではなく、いままで伊豆に住みながらも出来なかったことを家族で楽しむ時間でもありました。

 

うずめ、時々、垂乳根日記。遊びをせむとや生まれけむ。~田舎暮らしのあそびじゅつ編~ | 西伊豆の宿泊と遊びのローカルメディア LODGE MONDO – 聞土 -【ロッジ モンド】

こんにちは。 うずめです。 3月末より、新型コロナウィルスの感染拡大にともない約2ヶ月にわたって休業しておりましたロッジモンドも、 緊急事態宣言や地域の休業要請が解除され、 6月1日より営業再開をすることに致しました。 この2ヶ月間、西伊豆から出ない私たちの暮らしは、いつもと変わらないといえば変わらない日々でしたが、 …

 

今度はいつ取れるかわからないほどの長期休暇。

これはバケーションだと思うことにし、風のない日は毎日カヤックで海に出て、自分たちの家族の食料を釣るという生活を送ることに。

もう西伊豆に住むようになってから13年目になりますが、住み始めた当初は休みの度にシーカヤックに乗り海へ出掛けていました。

 

海の上でのソーシャルディスタンス

 

ただ、その時に乗っていたカヤックが釣り用のカヤックではなかったので釣りをする目的で海に出るとすこし扱い難かった。

そして去年、2人乗りの釣りに適した中古のシットオンカヤックを入手。

やっと思い通りの釣りができるようになってからは時間をみつけては小学2年の長女あこやと海に出かけています。

 

 

同時に魚探も手に入れたことによって海底のイメージや、魚の反応が視覚化して伝わって来るのでいままで陸からやっていた釣りとは全く違ったものへと劇的に変化。

いちばん意外だったのは同じように沖に出てやる船釣りとも違う釣りのスタイルだということ。

船での釣りは、基本的に船長にポイントまで連れて行ってもらい、すすめられた仕掛けで魚がいるタナ(水深)まで教えてもらい、釣りをする。

ある意味、とても受動的な釣りの仕方なのかもしれません。

だから魚が釣れた時も「釣れた」って感想なこともあるんじゃないでしょうか。

 

対してカヤックフィッシングは完全なるスタンドアローン。

自分の力で海へ漕ぎだし、自分の判断で場所や仕掛けを選び釣りをしなければならない。すべての結果は自分にかかってきます。

なので「釣った」感は格段に上がってきます。

そして海面の上に座っているような距離で釣りをするので海との一体感、掛かった魚とのやり取りは他の釣りとは比べ物にならないほどの臨場感。

シイラのジャンプなんて自分の目の高さより上に来ますし、カヤックが魚に引っ張られるとヘミングウェイの「老人と海」体験もできてしまいます。

 

 

どちらもやってみて思うのが、快適に釣りに専念したければ海を知り尽くした船長がいる船に乗る方が良いと思います。

自分の力で釣る価値ある1尾を求めてみるなら、カヤックフィッシングは最上の手段のひとつとなるでしょう。

 

黒潮の影響も受ける駿河湾が豊かな海なのはご存知の通りかと思います。

ここからは休業期間中に釣り上げた魚たち。これもごく一部です。

 

 

イワシの群れの下にいたマゴチ

 

 

水温が上がり活発になってきたアカハタ

 

 

ビュンビュン走るゴマサバ

 

 

オオモンハタ 目がかわいくてこの辺りでは一番好きな魚

 

 

60㎝のマダイは老獪な魔女みたいな顔してる

 

 

7歳の長女あこやもイワシの泳がせて40㎝越えのヒラメ

 

休業していたこの2ヶ月、風の無い日は毎日海へ出ていたので魚をほとんど買わずに家族6人生活できました。

おにぎりに入れるサケとちりめんだけかな?スーパーで買ったの。

今回思ったのが本当にその気になればたんぱく源は海からすべて自給できそうだということ。

イワシやコサバたちなら釣れないってことは無いし立派な食材になる。

 

 

ビールのための唐揚げとなるコサバたち

 

 

カタクチイワシは塩漬けにして保存食のアンチョビへ

 

この7年の間、ずっと山に気持ちが向いていたけれどやっぱり伊豆の海は素晴らしく良いということが再確認できました。

山と海とが至近に交わる伊豆を全方位で楽しんで行かなきゃもったいないし、

そもそも昔から伊豆の民は海で魚やひじきを採り、海が荒れる冬場は山に入り炭を焼いて暮らしてきたのだからそれが自然な生活なんだろう。

コロナウイルスのパンデミックのおかげで本来の生活の基本に立ち返らされた気がしています。

 

 

と、2ヶ月海で遊び倒した結果としてカヤックフィッシングツアーを立ち上げることにしました。

既に何回かテストツアーを重ねていますが海に漕ぎ出して釣りをするという行為は人類の原体験に近いのかもしれず、海から上がるとみんな少しだけ生きる力を身につけたようにも見える時があります。

冬は海も荒れる日が多いので春から秋にかけての新しい海のアクテビティにしていきたいと考えていて、安全面の管理や機材の準備、関係者への調整などを現在すすめています。

ツアー開始は夏が終わるころまでには形をつくってお知らせできたらと思います。

楽しいアクティビティにしていきますのでどうか楽しみにお待ちください!!

 

最後に、このコロナ休業中に働いた唯一の仕事がこちら。

 

いきなり収入ゼロになった宿オーナーが、家族6人の食料を釣りながら過ごしたコロナ生活の記録

こんにちは、松本潤一郎といいます。真ん中にいるヒゲの男が僕です。 静岡県にある伊豆半島の西側で、山に軸足を置きながら古道を再生したトレイルを走る マウンテンバイクツアーや、自分たちが整備する山から伐り倒した木材でリノベーションした宿 「LODGE MONDO -聞土-」 を経営しています。 以前にジモコロで取材してもらった記事もあるので、ぜひこちらも読んでもらえるとうれしいです。 …

ウェブメディアのジモコロにこの時の生活を書かせてもらいました。

お時間ある時にぜひお読みください。それではまた!

 

この記事を書いた人

松本潤一郎
松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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