LODGE MONDO -聞土-

yai yai !!ヤイヤイ通信、日々更新中です

知ってる? SOVIET SUPREM

2018.10.26 / 松本潤一郎 /モンドミュージック

こんにちは。

知ってる?SOVIET SUPREMってバンド。

ソビエトって名前が入ってるからロシア系かと思いきや本拠地はどうやらフランスらしい。

そもそも、そもそもソビエト連邦はとっくの昔に崩壊していまは存在していないよね。

 

 

ロッジモンドの前身というか、ロッジモンドを立ち上げる前に古道を再生したYAMABUSHI TRAIL TOURというマウンテンバイクツアーをはじめていたので、マウンテンバイクをずっと昔からやっていたと思われることがよくあるけれど、そんな訳でもなく。

それこそ中学生の時から一人旅に目覚め、青春18きっぷやヒッチハイクを駆使した清貧旅をスタート。ずっと旅にあこがれていた少年だった。

というのも正解なのだけれど、

自分の人生の中で最も時間と熱意をかけてきたことはギターを弾くこと。

ただ、一度も”プロ”を目指したことはなかった。

 

View this post on Instagram

 

Junichiro Matsumotoさん(@junichiro_matsumoto)がシェアした投稿

 

ね。けっこううまいでしょ?!絶対にマウンテンバイク乗ることより自信あるなー

なんせほんと子供の頃から弾いているから。

学校行く前と家に帰ってから。そして寝る前までも時間がある限り弾き続けていた。

ピックを使わずに指で弾くのはある日、

せっかく指があるのにピックという道具がないと成し遂げられないなんてダサいなと思って。

 

いまでも月に1.2回。下田大和館というホテルのラウンジで演奏してたりします。

目の前に多々戸浜が広がる良いホテルなのでそちらもぜひ!(うちより高いけどねww)

 

 

前置きが長くなったけれど音楽が好きってこと。

しかも生楽器が入ってる音が好物で、一時は【生音原理主義】みたいになって第二次世界大戦前の音楽しか聴いていなかった時期もあった。

ブルースとかジャズとかの黒人音楽から始まりジプシージャズのジャンゴ・ラインハルトやアルゼンチンのオスカル・アレマンとかね。

そのあたりはまた別のヤイヤイ通信で書いていこう。

今回はSOVIET SUPREMの話。

とりあえず現代はYouTubeで見れる時代なのでぽちっと再生してください。

 

 

とびきりな旧ソビエト風軍国主義軍服を着こんだソビエト・シュプレムの二人。

ジョン・レーニンとシルベスタ・スターリンのユニット。

レーニンとスターリンって….

そんな芸名で音楽やっててロシアからクレーム入らないのか!?

けれどそんな事はお構いなし。

赤い星を掲げ、バラライカを弾きながら小気味なスウィング。

なんだこいつらは….

いいじゃん!

 

MANU CHAOとかの雑食系ラテン音楽が好きな人ならたぶんだけれど気にいるはず。

そのMANU CHAO近辺のラテンロックとかを探し回っている時に彼らを見つけたのだけれど、

ジョン・レーニンはキャラバン・パスというバンドもやっていて、

そちらでは日本にもライブをしに来たことがあるらしい。

 

GYPSY FOR ONE DAY

こっちはレーニンじゃなくてToma Fetermanってちゃんとした名前でやってる。

2年くらい前に高橋源一郎さん司会のNHKラジオのすっぴん!にゲストで呼ばれて音楽の話になり、

「ジプシースウィングが好きで…」って話したらジプシーって言葉は放送禁止用語なんだってNHKの人に注意された。

けどジプシーの人たち自分でGYPSYって言ってるのにね。

もしクレーム入ったら断筆宣言だ。

 

LA CARAVANE PASSE in TOKYO

東京でも無茶苦茶やってる~

最高だ。

 

シャンソンパンクとバルカン音楽、

ジプシーブラスバンドとか全部飲み込んでごちゃまぜにして、

さらにフランスの風刺文化までも音楽に入れ込んでしまうのが得意らしい。

 

Soviet Suprem Party

モスクワでどうやら各首脳集まってサミット開催してるらしいが、

白い粉とウォッカが振舞われている。

マトリョーシカのコスプレはとってもチャーミング。

このロゴにも入ってる鎌と金槌は農民と労働者の象徴だけれど、

なにもそこまでおちょくらなくても良いのに徹底的にやってるww

 

なぜここまで彼らに反応してしまうかというと去年、

旧ソ連の国ジョージアへ出掛けてきた事が強いかも。

TRAIL TRIPと題してマウンテンバイクで出掛けてきた旅。

こちらで読めます。

↓↓↓

 

 

TRAIL TRIP IN CAUCASUS

この旅はスイッチ・パブリッシングの最高の旅マガジン

“COYOTE”に記事を書かせてもらっているのでぜひ読んでほしいです。

ジョージアがはじめて訪れた旧ソ連の国だったけれど、

日本から海を隔てた隣国のひとつなのにヨーロッパにも接しているという超大国だったんだなーと。

ちなみにモンドスタッフの平馬啓太郎はソ連が崩壊した1年後から数年間、

ロシアに住んでいたことがあるそうでいつかその体験も記事に起こして欲しいな。

戦車が町中で主砲をぶっ放してたらしいよ。

 

 

そしてヨシフ・ス―タリンの故郷もジョージアのゴリという町にあるんです。

意外なことに、牧草地帯が続くとてものどかな田舎。

ジョージアとロシアが紛争状態に陥った時にロシア軍はスターリンの故郷のゴリへも容赦なく空爆してるからすごい。

おそロシアていう言葉が生まれる訳だ。

 

町の中心地にあるスターリン博物館にも立ち寄ったけれどジョージア人の観光客が平日にもかかわらずかなりいた。

ジョージアでも感じたロシアが好きなのか嫌いなのか良く判らない感覚はSOVIET SUPREMにもある気がする。

裏を返せばロシアっていじりやすいってこと?

 

Vladimir

曲名がウラジーミル….

ウラジーミル・プーチンにウラジーミル・レーニンのウラジーミル!

さすがにやばい!!!

しかもロシアが国家ぐるみのドーピングをやっていたのが発覚し、

国際オリンピック委員会が出場停止の処分を発表したその日にこのPVを公開してる。

なんてやつらだ….

 

歌詞もすごいよ。

 

Vladimir est un grand conquistador !

 

フランス語は判らないのでGoogle翻訳に入れてみる。

 

ウラジーミルは素晴らしい征服者です!

 

もう面白すぎてジョン・レーニンのFacebookに友達リクエスト送ったら承認してくれたよww

日本においで!!

KGBに消される前に!!

 

 

この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

Translate »