LODGE MONDO -聞土-

yai yai !!ヤイヤイ通信、日々更新中です

秋祭りだよ!全員集合!~秋の夜長はノスタルジック~

2018.10.28 / うずめの庭 /

生粋の西伊豆原人の血が騒ぐ?季節がやって参りました。

どうもどうも。うずめの庭です。

11月の頭は、西伊豆の至るところで、五穀豊穣、氏子繁栄の感謝や祈りが捧げられる秋祭りが行われます。

その中でも11月2日3日は、松崎の町中の6つのお社がそれぞれお囃子の異なる太鼓台を引き連れ、

自分たちの部落に町中にと練り歩きます。

普段は閑静な?町ですが、眠れる獅子が起きたが如く、

町の人々もどこか「ソワソワ」「ガヤガヤ」「ヤイヤイ」。

1年でこの町が最も活気づくのが、まさにこの秋祭りなのであります。

西伊豆原人の私「うずめの庭」の氏神様であり、西伊豆で唯一宮司さんのおられる、

伊那下神社では、2日の早朝5時より禊をした若衆と共に二頭の獅子が一気に浜へと駆け下ります。

何故か、爆音のサイレンと共にww

この「浜降り」を皮切りに、獅子舞が部落内を回り、清めていきます。

子どもの頃は、獅子舞の意味など考えたこともありませんでしたが、

獅子が荒々しく部落を練り歩くのは、

これから降りてくる氏神様をお迎えする為の露払い、悪魔払いの意味があることを最近知り、

神仏、神話が大好物の私はいたく感動致しました!

「噛み合わせ~」の合言葉にあわせて、獅子頭と獅子頭をぶつけ合う「喧嘩獅子」も見物ですよ~!

獅子が部落内を清め終わると、山車が登場し、笛太鼓の音が響き渡ります。

私の部落の山車は、かつてこの部落が商人が多かったことから、
旦那衆的な佇まいと、お囃子もどこかのらりくらりとしています。

この写真のこの山車。

我らがYAMABUSHI  TRAIL TOUR は、この部落にありますので、

我々の提灯がちゃ~んと写りこんでますので見つけて下さい♡

一方、伊那下神社では舞殿にて、
口伝継承されること300年といわれる伝統芸能「式三番叟」が奉納されます。

天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を祈祷し、舞い納める「式三番叟」は、

人口約6800人という静岡県でもっとも小さな松崎町の中でも、

3社によって守り、受け継がれており。

その部落の気質や人々、奉納される場所から舞、台詞、お囃子と3種3様で、

是非その違いにも注目して鑑賞して頂きたいです!

これだけの小さな地域に3つも「三番叟」が残っていること。

それぞれに個性があること。

口伝継承されている内容の正確さ、などはプロの狂言師さんのお墨付きでした!

秋祭り2日目は、

氏神様を乗せたお神輿が浜へ降り、部落を回られると、

子ども神輿も登場し、次いで山車。

そして再び三番叟の奉納が行われ、

秋祭りのクライマックス。5つの社の太鼓台が町中の中心部へ集結します。

この太鼓台の姿やお囃子、笛の音も、

その部落によって異なり、それぞれの社の気風が現れていて、

実に面白いのです。

受け継がれているお囃子以外にも、新たに自分たちのオリジナルを創作している部落もあり。

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一年でもっとも活気がある秋祭り。 #松崎町 #秋祭り #太鼓 #祭り #西伊豆 #マウンテンバイク #アウトドア

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太鼓台の音は、祭りの終焉を名残惜しむかの様に、夜更けまで町内に響き渡ります。

そんなことを書いていると、祭りのあとの寂しい気配がじわじわと押し寄せてきてしまいますが。。

つまるところ。お祭りはやっている渦中の人達が一番楽しいものですよね。

しかし、見物し、高揚する空気の一部となるのもまた乙なもの。

私たちLODGE MONDOを運営するBASE TRESの事務所兼YAMABUSHI  TRAIL TOUR の拠点が、

まさに!
この秋祭りクライマックスのど真ん中にあります!

11月3日は、賑やかしにBASE店頭にて、

1年ぶりの『BAR 海抜3m』をOPEN予定です。おそらく18時くらいから。

お祭り見物の休憩に。

更なる活気づけに。是非お立ち寄り下さい♡

そして、そ~んな西伊豆の小さな田舎町が全力で盛り上るお祭りに「遊びに行ってみようかな」

という酔狂な方がいらっしゃいましたら、

是非ご宿泊は、我らがLODGE MONDOへ♡

「貴方のお部屋、空いてます♡」

 

この記事を書いた人

うずめの庭 uzume no niwa

両親が松崎町生まれの生粋の西伊豆原人。但し、突然変異型。
東京の美大に通いながら、アングラ、身体表現、水墨画、縄文美術に傾倒するも、のっぴきならない理由で、二度と帰るまいと思っていた故郷・西伊豆へ帰還。原始時代への憧れから、田畑を耕す暮らしをはじめると、細胞レベルでこの土地のポテンシャルに気づく。
以後、「土着といふ前衛」をスローガンに、地域の自然資源を活用した創造的な子育て環境の充実を目指す運動や、地域の課題にアートを用いてアプローチする活動などを行っている。「くゑびこ」の商品開発や、宿の運営、イベントの企画などを担当する実に多忙な4児の母。

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