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【三重県南伊勢町】漁村活性化の一環でe-MTBのテストツアーを開催。「観光や、アクティビティツアーをやる意味ってなんだろう?」

2022.10.18 / マウンテンバイク / 松本潤一郎

三重県尾鷲市にお邪魔させていただいたあと、石巻に拠点があり、日本各地の漁業活性に携わるフィッシャーマンジャパンの方たちから声をかけていただき南伊勢町へ2日間滞在させていただきました。

漁業や漁村の活性化をすすめる中で、漁師の担い手や後継者を探して育てるプロジェクト以外にもアクティビティツアーをつくることにより、もうひとつの「稼ぎの柱」をつくることができたらおもしろいよね!ってカタチで、まずはe-MTBを持ち込んで南伊勢のフィールドを体感してみましょうというこの企画。

南伊勢町の地域おこし協力隊や役場職員、ローカルのNPO法人の方たちと町内のいろいろな場所をテストライド。

尾鷲よりも少し穏やかな情景が続く南伊勢町ですが、山と海に囲まれた地形は伊豆半島にとても良く似ていて、どこからでも豊かな自然環境へアクセスすることができる土地でもあります。

伊豆と大きく違うのはその自然環境を使った観光サービスやアクティビティツアーがとても少ないということ。

理由は観光をやらなくても漁業や林業だけで地域経済がまわっていたからだとか。

夜は地元の皆さんと飲みの場で、

「観光や、アクティビティツアーをやる意味ってなんだろう?」

という議論に。

たしかに今から【観光地】をつくる必要はないだろうかと思う。

けれど、その土地を知ってもらうためのツールとして活用できれば最高なんじゃないかと。

どういう風土や物語があるのか知ってもらえる機会や仕組みがあれば、その土地にある魚や野菜、一次産業全体の価値を上げることができるのでは?

それにはまずローカルプレイヤーの実践と挑戦が求められますが、お役に立てれることがあればぜひ協力させていただきます。

それにしても伊勢路川の汽水域カッコよかったなぁ。

源流域から汽水域、そして海までのコンパクトに一気通貫できるコンテンツつくりたい…。

自然体験を主軸にするアクティビティツアーの造成や、宿泊施設や観光施設などと紐づけたサスティナブルツーリズムを構築するお手伝いを全国各地でやらせていただいています。

お問い合わせご相談はこちらから。

この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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