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人類最古の調理法。薪火料理の可能性を模索しています。

2023.8.13 / 松本潤一郎 /薪火料理

宿泊やツアーの合間を縫って薪火料理の可能性を探っています。

最も原始的な熱源である薪の炎。

人類最古の調理法であることは間違いないでしょう。

 

 

高温で焼き上げる炭火と違い、薪火は薪に含めれている水分を飛ばしながら低い温度から高い温度のレンジでゆらめきながら燃焼しています。

よく炭を使ったバーベキューの網で食材、特に野菜が焦げ付いて苦くて子供が食べないってことがおきませんか?

 

あれがスチーム炎の薪火ではおこりません。

野菜の旨味と甘みが出て驚くほど美味しく焼き上がります。

子供たちも競うように食べる。まさに薪火マジック。

 

 

 

肉や魚も薪の香りにほのかに燻されて味わいの深みも増します。

薪火で焙煎したコーヒーも素晴らしかった。

今回はかなり強めのローストに。力強い風味。

 

 

先日スタッフのみんなで薪火料理の試食会を行いました。

並べられた料理のすべてが薪で調理されたものです!

 

 

夏のビールのあてに最高な枝豆。

これを茹でずに薪の炎で皮が焦げるまで焼きあげます。

皮にくるまれている豆の実の部分が自らの水分で蒸し焼きになります。

これはナッツに似た香ばしさで枝豆の概念が塗り替えられる!

 

 

レタスとインゲン豆のグリルサラダ。

オリーブオイルをスプレーしながら薪火で焼きあげる。

野菜の水分がオイルで守られてみずみずしく焼き上げります。

西伊豆の伝統食材の潮ガツオを使ったドレッシングを試してみた。

 

 

柑橘類の皮をすり、ハーブとハチミツでマリネしたポークソテー。

柑橘類が豊富な伊豆ではいろんなアレンジができそう。

豆苗もレモン汁で和えているのでさわやかな香り。

 

 

 

炙りカツオの洋風タタキ。

広葉樹の薪の香りが付いて藁焼きのタタキよりも奥行きがすごいのです。

味付けは岩塩とガーリックオイルで白ワインにぴったり。

 

何らかの形でこの薪火料理を皆さんに提供できるようにならないかと模索中です。

お楽しみに!

 

この記事を書いた人

松本潤一郎 junichiro matsumoto

株式会社 BASE TRES 代表
西伊豆の山を【まわす】BASE TRESのシャチョー。幼稚園を中退する輝かしい学歴からスタートし、中学はもちろん不登校。修学旅行の積立金を返してもらったお金でテントを買い、一人旅へ出掛けるようになり早々とメインストリームからドロップアウト。
17歳にはヒマラヤのトレイルを歩きはじめ、その後カラコルムやアンデスへ。南米大陸をオートバイで走りまわったあと西伊豆へ移住。ギターを弾いて飲み代を稼ぐのがライフワーク。

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