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トシヲのスイス、マッターホルン放浪記①

2019.1.3 / トシヲ /マウンテンバイクモンドトリップ

 

自他共に認めるスタッフの中で一番のマウンテンバイク好きのエースライダーです!

きびだんごが主食だと思われている岡山県出身。

世界中のトレイルを走るのがライフワーク(只今9か国)の37歳独身、好きなタイプは広末涼子ですよろしくお願いします。

ヤイヤイ通信では主にマウンテンバイクに関する記事を書いていこうと思います。

今回お送りするのは、2018年の夏に行ったスイスバイクトリップ!

 

なぜにスイス!?

 

スイス・マッターホルンといえばあのハイジでご存知の方も多いのでは?雄大な自然が魅力なヨーロッパアルプスの一部。

こんなところです↓ ここ、行ってみたくないっすか!?

 

 

今回の旅を案内をしてくれたのはスイス人のパスカル(右)

彼とは2011年にカナダのウイスラーで知り合い、別れる際に「スイスに乗りに行くよ!」と言って以来、7年越しに約束を果たす事が出来た。

 

出発

 

いつものように前日ギリギリにパッキングを済ませ、成田空港を出発し乗り継ぐこと約19時間、スイスはチューリッヒへ到着。

 

長旅で疲労も溜まっていたが、到着口で彼の顔を見ると懐かしさと再び会えた嬉しさで疲労も一気に吹き飛んだ。

 

パスカルの住んでいるダボスは空港から車で一時間半、10000人の人口が冬には倍以上(!?)になる有名なスキーリゾートだ。

 

道中は思わずおじいさんに教えて欲しくなるよなイメージ通りの絶景が続く。

 

 

そんな景色に圧倒されあっという間に到着、外はまだ明るかった。

 

「乗る?」と聞かれ「もちろん!」と即答してから10分足らずでゴンドラ乗り場に到着。

 

彼、とても良いとこに住んでます。

 

 

町はライダーだらけ、わくわく。。。

 

 

乗車には人とバイク、2つのチケットが必要。(入場料とバイク分の2枚)

 

ちなみに入場料は1日約1200円、バイク分はパスカルが用意してくれた無料券を貰いました。

 

 

エントランス。どこもバイクと人は別々に入場するスタイル。

 

当たり前に感じていましたが、理由は不明。

 

 

ゴンドラの中。このゴンドラはバイクが50台、人はハイカーも含め50人以上が乗れるモンスター級ゴンドラでした。

 

この日は日曜ということもあり大盛況。バイクを重ねるのが当たり前でお高ーいバイクもたくさん混ざってました。

 

傷付いても気にしなーい♪

 

 

さて、ここで皆さんに質問

 

スイスのトレイルのイメージってどんなイメージですか?

 

登山道を使ったシングルトラック?岩だらけのロックガーデン?根っこまみれ?

 

 

どれも正解!

 

 

ただ一本目はバーム、パンプのある整備されたフローなものでした。

 

スムーズで作り込まれたフロートレイルはヨーロッパでもどんどん作られているそうです。

 

 

お次はケーブルカーに乗り換えて、まだ雪の残る山頂駅からスタート。

 

出発乗り場で既に標高1500mなので2000m超えるのが普通です。

 

 

ケーブルカーはハイカーと乗合ですが、バイク用のスペースがしっかり確保されてます。


 

この時点で16時。この日最後のライドになりましたがこれがまた長い!

 

雄大な景色から始まり、時にはのどかな牛の放牧風景を見ながら30分下りっぱなし。。。

 

最後はもちろん自走で家まで帰ります。そこから一息ついて終了〜と思いきや18時にはスキルパークへ。

 

人口一万人の町のスキルパークですが、

 

 


パンプトラックは勿論の事、スキニーラダー(一本橋)、レジー(トリック練習用の軟らかいゴム)バックサイド付きのダートジャンプレーンまで。

 

 

しれっとノーハンドをキメるローカル、レベルの高さがうかがい知れます。


 

 

ちゃっかりバーまで隣接。ライド後はすぐ乾杯できます。ちなみに時刻は夜の7時。

 

 

ピザとビールで、

 

 

3人の再会を祝して♪

 

 

只今21時48分

 

到着初日の夜は更けていくのでした。

 

7月のスイスは21時位まで明るいのですがゴンドラはどこも16時頃にはクローズ。

 

まだまだ乗れるのに…と思いますが、山の規模が大きく降りてくるのに時間が掛かるので安全を考えての事かもしれません。


 

2日目

 

ケーブルカーでトレイルヘッドへ!

 

 

月曜の朝なのにこの混みよう。働きすぎの日本人も見習いましょう笑

 


昨日とは打って変わってハイキングしても気持ちのいい小道を流していきました。

 

 

ゆったりクルージング


 

トラバースをしながら次のゴンドラ乗り場へ到着。


 

ここでもう一人の友人ビルダーのクリスチャンと合流。

 

彼が造成に関わったこのコースはラダーありジャンプありの人工ライン。

 

ヨーロッパは環境保護にとても厳しく取り組んでるイメージだったので、これだけ大規模に人の手が入っているのはかなり意外でした。

 

 

初見でクリアするにはかなりテクニックと度胸が必要!(エースライダーの僕でもチャレンジすらできませんでした、、)

 

 

お次はコースを変えナチュラルトレイルへ

 

ここは皆さんイメージ通りの登山道シングルトラックが続きます♪

 

 

エースライダーの僕も楽しめました。

 

 

岩、ロック、rock…

 

 

子牛に癒されつつ

 

 

ボトムの湖でchill out

 


何かね、スイスに到着してから笑顔が絶えないんです。ride drink sleep ,ride drink sleep…夢のループが続くのでした💓

 

もちろん夢のループはまだまだ続きますよ!

 


3日目

 

この日も期待は裏切られることなくまた違うトレイルへ。

 

 

ゴンドラの積み方も個性があります。

 


これまでと違い登ったり下ったりを繰り返し徐々に標高を下げていきます。

 

 

登りライダーに道を譲りつつ。。。

 

 

これ登ってきたの!?と呆気に取られ

 

 

カウベルの音がしたらそっと近づきパシャリ。もう耳に馴染んだスイスの音です🔔


 

そして、降りたところにある小さな村のカフェでランチ。

 

ん~何て贅沢な時間なんでしょう~。

 

これは多分ガレットだったと思います笑

 

こちらはブルーベリーのタルト。

 

割り勘で1人32スイスフラン 1フラン111円だから、、

 

お値段も贅沢でした…でも良いの、美味しかったから♪

 


 

えー、気を取り直して午後の部へ行きます。

 


実は初日1本目に上がったゴンドラの上にさらにゴンドラがあったのですが調子が悪かったらしくクローズしていて乗れませんでした。ダボス最終日にしてリベンジです。

 

 

森林限界を越え(と言ってもどのゴンドラも殆どそうですが)トレイル入り口へ向かいます。

 

 

↑乳母車入山禁止の看板

 

えっ、何で??

 

友人によるとユダヤ人が結婚の際、両家の顔合わせの地としてダボスが選ばれてるそうで町では黒服に身をまとったユダヤの人達を度々見かけました。

 

彼らはどこへでも乳母車を押して入り込んでしまうそうなので標高2000mを越えるトレイル入り口にもこの看板が立ってるそうです。

 

実際にトレイルでも歩いているのを見掛けました。

 

 

高山植物の花畑や

 

 

マーモットを横目に

 

 

トレイルは続きます。


 

いやー、こんなこと言ったら怒られそうですがトレイル長過ぎ!!笑

 

走りっぱなしで一本下るのに1時間もかかります。


 

しかしこの日は17時には町にいました。

 

何故なら帰りにチーズを買って友達が作ってくれた本場のチーズフォンデュでパーティーするから!

 

 

そして、スイスではフォンデュにはパンしか浸けない事を初めて知るのでした。。。

 

I love switzerland !!

 


この町では立派な観光の一つとしてマウンテンバイクツーリズムが成り立っていましたよ。


 

そして翌日からは…

 

 


この記事を書いた人

トシヲ Toshiwo Imai

メカニック&ガイド Bicycle Mechanic & Guide 18歳の頃MTBに出会って以来、トライアル、ロードバイク、ツーリングと様々なジャンルのライドを経験。 どうしても本場のMTBライドをしたいと思い29歳で会社を辞めてワーキングホリデーでカナダ、ニュージーランドへ渡航する。 帰国後はバイクショップでメカニックの職を経た後、YAMABUSHI TORAIL TOURではガイド、トレイルメンテナンス、メカニックとオールラウンドに活躍中。

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